ぶたみみたぶblog

クスッと笑える日常を

男女比率9:1の職場

ぶたみみたぶです、こんばんは。

わたしの働いている職場は研究所で、水やら土やらを分析しているわけなんですが、わたしが数年前にパートタイマーとして入社した時、わたし以外の全員が理系4大卒の正社員、9割が男性という環境でした。この部署初めての試みで、パートタイマーを1人だけ募集しようというタイミングに、のこのこと何も知らずにわたしが応募してしまったのです。

わたしは理系ではないし4大も出ていない。初めての就職は金融で、その後は航空会社、百貨店と、後半はとくに女性多めな華やかな職場にいたものだから、今の職場に入った時は寡黙な男性の多さと笑いのなさに緊張しました。

まず職場の男性たちとなかなか目が合わない、合ってもすぐにそらし中学生のよう。30代から40代前半の男性たちが、こんなにもシャイなのか、これは衝撃でした。今までの職場とは全く違う。でも仕事の質問をすると非常に丁寧に分かりやすく教えてくれる、さすがです。

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数ヶ月経つとお互いの存在に少しずつ慣れてきて、仕事以外の話をするようになったが、それもだいたい天気か食べ物の話。プライベートな事はお互い聞かない、自然と分かることはあるけれど深掘りはしない。この距離感がわたしにとっては新鮮で最高な環境でした。

数年が経ち、最近わかったことがひとつ。皆さん敬語を崩さず礼儀正しいので、てっきりわたしが歳上な事を最初から知っているのかと思っていたけれど、ずっと歳下だと勘違いしてくれていたようだ、嬉しい、恥ずかしい、ありがとう。部下が歳上のおばさんでごめんなさい笑。

今はわたし以外のパートタイマーも増えて、男女比率が5:5になりました。静かで落ち着いた職場は急速な環境変化をし、今では華やかで楽しい職場になっています。